志摩国一の宮

伊雑宮

いざわのみや

伊雑宮

 伊勢皇大神宮から伊勢街道を南東へ行くと志摩国、リアス式海岸の波静かな海の国で、その中心が磯部町で、的矢湾と伊雑浦とがひとつづきになって入江が深く神路川が流れこんでいる。古くから磯部の民の本拠地であった。近鉄志摩線の上之郷駅で降りると、田圃の中に欝叢とした森が皇大神宮の別宮伊雑宮がある。
 伊雑宮は皇大神宮の遥宮といって祭祀はすべて本宮に準じて行なわれ、祭神f天 照 坐 皇 大 御 神 御 魂を祀っている。崇神天皇の第3子、垂仁天皇は、「いま私の世に、天神地祇を祭司することを怠ることができようか」と、天照大神に倭姫をお付けになった。倭姫は大神の御魂を依り代柱にして常住するところを求め、大和の笠縫邑を出発した。伊賀・近江・尾張の国々から北伊勢、南伊勢に行き滝原宮に鎮座した。しかし、大神はここでは住み心地が悪いと倭姫に告げたので、五十鈴川の河口から川上の現在の宇治に鎮座したという。

所在地・アクセス

〒517-0208 三重県志摩郡磯部町大字上之郷
 TEL 05995-5-0038

近鉄伊勢線
 上野郷駅