JR成田線佐原駅前からバスで約10分、佐原市街を東を流れている利根川とその水郷地帯を望む高台に鎮座している。境内は12万2100平方m(3万7千余坪)の広さである。老杉が欝蒼として茂り、森厳の気は古代に生きている時空を越えさせてくれる思いがする。参道から総門に至る。その左側の細い道の奥に末社押手稲荷社がある。その奥に「要石」がある。
元禄13年(1700)に本殿と共に建造された朱塗りの楼門がひときわあたりの緑に映える。楼門の前には黄門桜がある。また水戸の徳川斎昭は、「恵ある風にしられていちじるし 香取の宮の花の盛りは」と詠んでいる。
社殿は本殿、幣殿、拝殿が相連なる権現造の様式で国の重要文化財に指定されている。国宝の海獣葡萄鏡は中国隋時代の作品で、奈良の正倉院と伊予国一宮大山祇神社にある御鏡とともに日本三名鏡の一つで、宝物館に展示されている。
〒287-0017
千葉県佐原市香取
TEL 0478-57-3211
JR成田線
佐原駅バス10分