東海道線垂井駅は新旧の二つの駅に分かれている。この付近から鈴鹿山脈にかかるので、勾配が急なために上り線と下り線が別のところを走っている。濃尾平野は、木曾川・長良川・揖斐川がつくる穀倉地帯で、中山道も東海道線・東海道新幹線・名神高速道路も東から美濃平野を通り抜けると、鈴鹿山脈が迫る。その初めの山、南宮山の麓に南宮大社がある。
垂井駅から約800mである。南宮山は不破山とも呼ばれ、美濃の仲山の名で万葉集や古今集に詠まれている。海抜420m、円錐形の美しい山容で、神が降臨し宿る御神体山として信仰されてきた。山頂の奥宮には子安の神が祀られているが、この付近には古代祭祀遺跡がある。『延喜式』には仲山金山彦神社の名で記帳され、美濃国の名神大社にあたる。後に美濃国の国府が置かれ、その南に位置するところから南宮大社と呼ばれるようになった。
〒503-2124
岐阜県不破郡垂井町宮代
TEL 0584-22-1225
JR
垂井駅徒歩20分